Monday, September 10, 2007

7年連続200安打 イチロー、一問一答

2007年9月4日 (火) 7:56 MAJOR.JP
【ニューヨーク3日=丹羽政善】シアトル・マリナーズのイチロー外野手が、ニューヨーク・ヤンキース戦でメジャー史上3人目となる7年連続の200安打を達成した。ここでは、試合後の会見を一問一答形式で紹介する。

——記録達成。率直な感想から。

「まあ、170本から190本の間——。それは、去年苦しんだ期間だったんですけど、僕は今年、そこを超えたいなあと思っていて、そこを強く意識してプレーして超えられたので、まあ、そのあとはスムーズにいくなあと思って、実際そうだった。それを超えたことの方がうれしいかな、今回は」

——本塁打を打った手応えは?

「この球場なら、という感じ。普通でいうなら、抜けてほしいと思うところだよね。ニューヨークだった、って途中で思って…という感じかな」

——クレメンスから打った。

「投げているボールは全然違うけど、まあ、名前がビッグネームなんで、いい記念にはなったね」

——走りながら感じたことは?

「しばらく出てないホームランがここで出るって、なんかあるよね。ちょっといい感じだなと思っちゃった。おお、いい感じ、いい感じって思ってた」

——ホームランボールがスタンドから返って来たが。

「ありがとう、ありがとうと思いました。投げろ、投げろって。でも時々、違うボールを投げる奴がいるから、それがちょっと怖かった」

——今年、技術的なヒントを手にしたのか?

「まあ、これまでとは違うでしょう。少なくとも去年とは全く違うし、ただ、プラスというより、マイナスがゼロになったという感じですけどね」

——どんな変化だったのか?

「去年変えたことがあって、それを続けてくつもりだったんですけど、それがどうやら違ったんでね。シーズン中に変わっていたことです」

——ウエード・ボッグスと肩を並べた。

「名前しか知らない。僕は実際見てないですから、とても軽いことは言えないですね」

——自分を代表する数字がいくつかあるかと思うが、それは200か262か?

「車のナンバーは262ですけどね、200ではないですね。そもそも、262は僕しかやってない。僕だけのものなんで」

——今年は、プレーオフ争いの中での達成となったが、過去3年と比べてどうか?

「9連敗のあとなんで、雰囲気は良くないけどね。むしろ、最悪でしたけどね。でも、どんな状況でも、個人の仕事はやらなきゃいけないと僕は考えてますから、今年も今までと違う状況が、現にあったわけですから、そこで同じように数字を残すことっていうのは、マストですね」

——まだ25試合あまり残しているが、やはりホッととした?

「あんまりしてない。でも、190にいったときに、ホッとした。ロードっていうのもある。ホームだったら違うかもしれない」

——7年、けがをしなかった。

「けがしてますよ、僕も。でも(試合に)出てるだけの話でね。まあ、使う側としたら、リスクのない選手でいたいよね。こうやって、この数字を続けている限りは、僕が試合に出たいと思うことは分かっているわけだから、特に契約した後って、使う側としたら、そういう不安がつきまとうものでしょ。そういう選手ではありたくないよね。そういう奴、実際いるしさ」

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